Power automateを勉強し始めた ~指定SPOフォルダにノートブックを新規作成

DXの波にもまれて

1年ぶりに日本の職場に帰任をすると、DXの波にのったのか、元職場はOnenoteSharepoint Online、TeamsなどのMicrosoft P/Fを駆使した職場に変わっていました。

部内メンバーがpower automateを勉強してできる範囲のことを自動化してくれているようで、使用しやすい環境を心がけてくれていた。ただすこし「もう少しこうだったらいいのに」という部分も多く、私自身で何か変えられないかpower automateを勉強をし始めたので、その記録を残そうと思います。

やりたいこと:指定されたSPOフォルダにOnenoteのノートブック自動作成

業務ごとにOne Noteのノートブックを新規に作成し、指定されたSharepoint Online(SPO)のフォルダ内に格納せねばならず、いちいちSPOの指定フォルダを開いてノートブックを作成するのが面倒なのでpower automateで自動フロー化しました。

この記事では、①OnenoteのノートブックをSPO上に作成する方法と、②SPO上のフォルダの名前を変更する方法がBlogやYoutubeなどで紹介されている記事が少なかったのでご紹介します。

OnenoteのノートブックをSPO上に作成する方法

power automateで、新規ノートブックの作成がアクション化されているかと思いきや「セクション」や「ページ」の新規作成しか見当たりません。新規ノートブックの作成はアクション化されていないのです。

ノートブックの新規作成方法を見つけるまで時間がかかりました。↓でも書かれていますが、Onenoteのノートブックって1つのファイルではなくて、フォルダなんですよね。

onenote.hprs1.com

そのため、新規ノートブック作成のためには、SPO上の任意のフォルダ上にブランクのノートブックを作成し、ブランクのノートブックを新規ノートブックを保管したいSPOフォルダ上にコピーすることでノートブックの新規作成ができました。(下図)

でも、これだとコピー元のブランクの名前のノートブックでしか作成されず、名前を書き換える必要があります。(なぜ既定のアクションだとフォルダ名を指定してコピーできないのかね、、)

②SPO上のフォルダの名前を変更する方法

SPO上のフォルダ名を変更には「HTTP要求を送信する」のアクションを利用しました。これにより、HTTP要求をダイレクトにSPOに行うことで書き換えることができます。

恥ずかしながら、私も昨日一昨日始めた程度なのでHTTP要求を送信して行われるRESTサービスというものの原理をよくわかっていません。これからRESTがなんたるか、Odataがなんたるかを調べようとしているところですが、下記サイトを参考にさせてもらいながら達成しました。ありがたいです。

www.sharepointwidgets.com

Step2でフォルダ名の変更で必要な記載がまとめられています。こちらのケースでは、変更前フォルダ名をTitleOldValueとして変数化されてますが、ノートブックの新規作成のためであればブランクノートブックのフォルダ名(一見としてはファイル名)をそのまま入力すれば済みです。

誰かの手伝いになればいいのですが。また、今回コピペで終わってしまったHTTP要求について勉強します。